日傘とパンクロック
カマキリ

スカートをはいてからおかしくなってしまった
縁側から外宇宙へ向かう道は
あの子の膝にあたまをのせるだけだったのに

まちがいだらけだって言葉に足がすくんだわたしに
日傘が少し傾いた
入り切らない背中の半分が溶けてしまえば
この影はもうちょっとちいさくなってくれるのだろうか


自由詩 日傘とパンクロック Copyright カマキリ 2020-06-12 01:21:03
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