水の月
ピッピ

(月が3mm近い夜(水もちょっと(月の下で(
部屋で独り(一人(グラニュー糖を(啄ばんでいた
(グラニュー糖だけ(じゃない(プリン(を(
バニラやミルク(使用(作っていた(カルーアを
(ちょっと(服用しながら(薬のように(
真夜中(だから(灯り(が(必要(で
(手探り(独り占めできるように(暗く(
誰も(近寄らせない(国籍は(別だけれど
(部屋も(此処には無い(空には(月(
汚い(手を漸く(洗ってた(心を
落ち着かせるため(嘯きながら(可愛く
(笑う(振りをして(誰も居ない(事に(
気付く(頃にはもう遅くて(もう午前
(月は(未だ水を引き連れて(孤独を(
引き裂いてくれれば)孤独を)未だ水を引き連れて
)月は)もう午前)頃にはもう遅くて)
気付く)事に)誰も居ない)振りをして)笑う
)可愛く)嘯きながら)落ち着かせるため)
心を)洗ってた)手を漸く)汚い)月)空には
)此処には無い)部屋も)別だけれど)
国籍は)近寄らせない)誰も)暗く
)独り占めできるように)手探り)で)
必要)が)灯り)だから)真夜中)薬のように
)服用しながら)ちょっと)カルーアを)
作っていた)使用)バニラやミルク)を
)プリン)じゃない)グラニュー糖だけ)
啄ばんでいた)グラニュー糖を)一人)部屋で独り
)月の下で)水もちょっと)月が3mm近い夜)


自由詩 水の月 Copyright ピッピ 2005-04-11 11:15:31
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