朝と
プル式
月見さんのお葬式に行くために
月見さんと一緒にいる
彼女はただ薄目で虚空を見つめながら
静かに手をのばしている
僕は凪いでいる
泣いてはいない
晴れてもいない
月見さんのお葬式に行くために
月見さんと一緒にいる
朝日をただ薄目で眺めながら
静かに息をしている
自由詩
朝と
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プル式
2020-03-06 09:00:02
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