しょうがない
あおいみつる

気楽に生きられない性分です
なぜなのだろう
こんがらがった感情を見つめている

楽にリラックスして
くたびれた躰をいたわったり
細胞の隅々に油を足してみたりして
ほんのひと手間で楽になるのかもしれない

気楽にのんびりゆったり星を見つめたり
力は入れない方が良いのかも

それなのに気楽に生きられない性分の様です
ずいぶんと歪んだ自我を恨んだりしたり

なぜ欲張るのだろう
必要なものはそれほど多くはないし
けれども自分のこころが欲しがるようだ
まるで本能のように

気がつけば同じことのくり返し
わたしの形は変わらない
変えようもない
仕方のないもの

楽にいきればいい
わたしなりに


自由詩 しょうがない Copyright あおいみつる 2020-02-29 17:21:04
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