たかい他界
ゆうと
やけに明るい夕焼けはちょっとだけ軽い気持ちになったりするよね。
グラデーション、一番星の手を引いて走り出すのはすこし待ってて。
それはそう…仕方ないとはいえ、僕らいつまで喪中みたいな日々なの?
半端丈がちょうどいいんだ、しっくりくる。短足の僕 is 半端者。
気づいたら傷だらけになってしまってた。レンズは渇いた海の切れ間に。
透明のフィルムで彼らを隔離したとしても未知の憂鬱はつづく。
休日はひたすらゴロゴロする。今、いちばん楽な姿勢をさがす。
個性的なビニール傘が欲しいから今日は歩いて駅まで向かう。
あそべない…あそびたいけど、「あそぼうよ」って声をかけるのもアウト?かな…。
君は何故、生き続けることができるのか? 終わるのはいつだって他界。