モノクロ
卯月とわ子

代わり映えの無い
毎日の色が
どんどんと鈍くなって
いつか
モノクロに染まる

太陽は何色だっただろう?
あの花は何色だったたろう?

記憶の中でさえ
モノクロなんだ

切り取った記憶の中の
君さえモノクロ


自由詩 モノクロ Copyright 卯月とわ子 2020-02-01 09:07:15
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