ブラックジャック
TAT
闇や苦しみをどこに置いてゆく
お前がここまで引きずって来た物だ
お前が担いで持ってけよ
朝陽が昇る場所
灯台を守る丘
ここにゃ十から百までしか
数を数える言葉は無い
自分が踏んできた昨日を売り払って
川の鯉が海で生まれたみたいな顔で
生きて行こうったって駄目さ
エースと7だ
お前のカードは
当然もう一枚引くんだろ?
引くよな?
自由詩
ブラックジャック
Copyright
TAT
2020-01-18 22:23:16