ひだかたけし

底冷えする
夜に横たわり
祈っている
迫る闇が咆哮し
幾つもの夢が朽ちるとき、
心の奥処の祭壇に
火を絶やすことなく
灯して、灯して

)不眠の夜を透過する
)純白の雪を待ちながら

底冷えする
夜に横たわり
祈っている











自由詩Copyright ひだかたけし 2020-01-17 20:18:45
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