純粋な時間
服部 剛

ジャズを聞きながら
君に手紙を綴っていたら
知らぬ間にアルファ波が
出ていたらしい

気がつくと
時計の針の30分が
あっという間に過ぎていた

願わくば
退屈で長い1日よりも
秒針の
己の消え去る〝ひと時〟を  






自由詩 純粋な時間 Copyright 服部 剛 2020-01-11 18:35:07
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