ある日
ひだかたけし

夜の入口にて
誰かと誰かが話している 

太陽が無限に没した後
地球という宝石箱はぶちまけられ

夜の入口にて
誰かと誰かが話している

蠢く闇に包まれて
密やかに、密やかに










自由詩 ある日 Copyright ひだかたけし 2019-12-27 19:08:16
notebook Home