回帰
ひだかたけし

む おん
移動していくモノの影

独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け

異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む

ム オン
夜陰にひっそり回帰し











自由詩 回帰 Copyright ひだかたけし 2019-12-08 20:18:03
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