PRIDEなんて持ってねぇよ
こたきひろし

お酒の怖さしってます
賭け事の怖さしってしまいました
女の人の怖さ
それはお互いさまでしょう

住み慣れた土地です
住み慣れた家屋です

吸いなれた空気でした
慣れた水でした

吸い慣れた煙草の銘柄ありません
喫煙者ではありませんから

通い慣れたスーパマーケットは
街で一番の繁盛店です
どこよりも安いです

男と女は擦れあいでしょうか
それとも
擦れ違い
かもしれません

外国の人は
「来る」
らしいです
日本の人は
「逝く」
と声に出すとか

西洋と東洋の
ずれは
そんな所にも
あらわれてるんですね
愉快です

脈絡があるような
ないような
たわいのない事ばかり
書き連ねてしまいました

夜はそろそろ
明けてきそうです

点と点を結ぶ最短の距離
始点と終点を繋ぐ時間

葦の舟で渡る河には
たいがい
毒の蛇が棲息しているものです

そして至る結論を
「PRIDEなんて持ってねぇよ!」
にしてしまったら
読んで頂いた皆様に
混乱と落胆を招く結果に
時間の浪費させて
しまうかも知れません


自由詩 PRIDEなんて持ってねぇよ Copyright こたきひろし 2019-12-01 07:44:06
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