明日の来ない恒星
もっぷ
朝焼けのそのムコウより
夕日の果てまで行ってみたいな
最後の煌き(きらめき)帰って行くまで
見送っていてあげたいな
追いつくことが出来るなら
夕日について行ってみたいな
最後の煌き拾い集めて
革のカバンに詰めるんだ
夢見ることが出来ぬから
夕日に一度訊ねてみたいな
君のベッドは上等かい?
それとも煎餅布団かい?
もしも許してくれたなら
夕日の背に乗りどこまでも
この世の終わりも君となら
怖いことなどあるものか
もしも許してくれたなら
夕日の背に乗りどこまでも
明日の来ない恒星 そう
たとえ君がもう太陽ではなくなっても