梅昆布茶


問い返すたびに僕が増えてゆく
ジミヘンのファズノイズでもあるまいに
あるいはピンクフロイドのエコーズ

探す程に海は深く遠く風ばかりが吹いている
僕のこころの荒涼が優しく増殖してゆく

やわらかな定形が好きなのかもしれない
人間ってそんな感じかなあと思ったりもする

骨格にささえられふわふわと生きている僕たちの領土は何処にあるのかと考えると
領土が逆にに借りを かえせと要求してくるような
きがするのです

何もかもかなぐり捨ててなんてできなっかったのかもしれない


自由詩Copyright 梅昆布茶 2019-11-26 05:22:39
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