終わりを読む僕
卯月とわ子

想像してたより
酸っぱいね
これが恋ならば
甘ったるいものを好む君には
向いていないのかもしれない

ドキドキと心臓が鳴るたびに
運動嫌いの君を思い出す
同じような想いをしているんだろう
そして
息苦しさに眉をひそめるんだ

似た者同士の僕らの恋は
同じ結末へ向かっているのかもしれないね


自由詩 終わりを読む僕 Copyright 卯月とわ子 2019-11-23 12:11:14
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