金木犀
梅昆布茶

君といる日々は永遠のなかの芥子粒程の幸福と思うけど
金木犀のちいさな花のように慎ましいかおりかもしれない

風に聴き耳を立ててごらん
すこしぐらいつまづくのはかまわないんだから

部屋のかつて時計のあったところにはいまはなにもないけどね






自由詩 金木犀 Copyright 梅昆布茶 2019-10-28 09:38:32
notebook Home