能登半島へ行けるかも知れない
マスイジュウ
ベッドから飛び起き 扉を開けて
気がついたら能登半島だ
何かが鳴いている 動物か
ガキだった 泣いていたんだ
男子校から一気にあふれる汗臭い感じ
肩透かしを食らった
いつかあんな風に飛べるさ とか
願いはきっと叶うさ とか
産廃みたいなんですけど
能登半島にいることに甘んじて
私は顔がにやけるのを抑えることができない
一人忙殺 って得意技でもなんでもなくって
この流れ 時間に合わせたゆえに
勝手にどうにかなってしまって
滑稽でしょ?こんな姿で
自由詩
能登半島へ行けるかも知れない
Copyright
マスイジュウ
2005-04-04 15:50:55