ファンデーションの詩
ミナト 螢
肌に触れる
優しい言葉たちが
毛穴を隠して
美しくなる
ふっくらとした
幸せな頬で
受け止める
思いが輝くから
魔法の粉を
指先で舐めて
どこにも
売っていない
新色を
誰かに見せたくて
走って行く
自由詩
ファンデーションの詩
Copyright
ミナト 螢
2019-09-21 16:46:58