靴を買いにいこう
はるな
夜が
砂糖壺の
ふたになって
ぶどう色の
円を描いてるんだ
いよいよ
それが
球になって
転がるころ
ぼくたちは
剥けた 傷みたいに
そうだね
あたらしい
靴を買いにいこう
自由詩
靴を買いにいこう
Copyright
はるな
2019-09-08 00:10:15