夕立、止んで
AB(なかほど)

蝸牛
ひとつふたつと
数えつつ
昨日の
夢へ降り来る光

九品寺より材木座に向かい
ほどなく波が見えて
もう秋のにおい

天道虫
ふたつみっつと
数えつつ
明日の
夢へと還る光



自由詩 夕立、止んで Copyright AB(なかほど) 2019-08-23 19:41:01
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