おんぶ
TwoRivers

自力歩行がいよいよ難しくなってきた

父の小ささを肌で感じながら
父の背中の大きさを想い出す

(ありがとう、ありがとう)

父が呟くたびに
私の込み上げる感謝は言葉にならない

不意に背負った愛が重い


自由詩 おんぶ Copyright TwoRivers 2019-08-17 23:47:31
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