罪の意識
坂本瞳子
燃ゆる炎を宿したこの翼を
閉じる術を知る由もなく
それでも過ぎてゆく
時間
(
とき
)
の中で
愛しさや甘美なそれを知りたいと
束の間過ぎったその想いこそが
そもそもの過ちの始まりであった
自由詩
罪の意識
Copyright
坂本瞳子
2019-08-04 22:55:20