片側の認識
三月雨



どこからどこまでが世界なのか
どこからどこまでが僕の意識なのか
どこからどこまでが君と僕 お互いが存在する認識なのか

これを奇跡と言うかもしれない
君になにも届かなくとも

君の笑っているところを
この目で捉えることができたのだから

これが世界に存在する尊い奇跡と言うやつなんだろう




自由詩 片側の認識 Copyright 三月雨 2019-07-15 19:34:17
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