過ぎて、夏
秋葉竹



きらきらと
波に
浮かんでいる

パラソルは
遠浅に
沈められて
いく
ぬるくなった缶コーラ
汗をかいてギラギラ
照り返し
身をよじる

のように
探している
幸福は
砂のひとみ

砂が熱

過ぎて





自由詩 過ぎて、夏 Copyright 秋葉竹 2019-06-20 22:24:37
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