時間が斜めに通り過ぎるから
ふく

何もできない心に
飴をひとつ落とす
何も波立たず
まっさらな時間だけ流れる

ため息が
のどに詰まってざわざわする
てのひらも
寂しくてざわざわとする

天も仰げないほど
わたしの目線は床に刺さってしまった




四角いはこの中で








未詩・独白 時間が斜めに通り過ぎるから Copyright ふく 2005-04-01 14:30:33
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