魂の重さ
たいら

人の命は平等だ

人殺しの塵屑も

産まれたばかりの赤ん坊も

適当抜かす司会者も

赤く染まったあの子も

0.7mgだか21gだか知らないが

魂には重さがあって

それはみんな変わらなくて

だから命は平等で大切で綺麗事で取り繕って尊重して先送りにして後回しにして置いてけぼりで解決しなくて答えなんて無くて

兎に角 命は平等で

そんな命 私は要らない。


自由詩 魂の重さ Copyright たいら 2019-05-29 02:14:35
notebook Home 戻る