【 お尻の穴ぼこ 】
豊嶋祐匠
いつも
いつも
お世話になっていながらも
疎遠にしていて、ごめんなさい。
貴方が嫌いな訳じゃなく
数十年ぶりに再会した友の様で
気恥ずかしいだけの事なのです。
出来る限りの
労わる努力は
絶やさないつもりで居るのです。
ただ会えば
余りに私の本音を
吐き出されてしまう様で
それが怖くて
背を向けてしまいます。
その後、ご機嫌は如何ですか?
なかなか
お顔を伺う事も出来きず
時々
手紙で済ませる私を許して下さい。
これからも
きっと
面と向かう勇気は無いですが
私が最期を迎える
その日まで
お風邪を召されず
元気に
お過ごし下さいます様
心から祈ってやまない、私です。