退化器官としての「元号」
ナンモナイデス



冷たい風が吹いています
四月の初めというものはそういうものなのです

暖かいばかりが春ではありません

人の意識がどう認識しようと

見知らぬものはふしぎなものです
見慣れたものはしつこいものです

レイと言う女に恋をしたことがあります
レイと言う犬を買ったことがあります
レイと言う霊に憑依されたことがあります

戒厳令がひかれたら命令どおり行動しましょう

たとえその日が4月1日であっても
ニッポンには独自の国家があるからです

古代中国の模倣に過ぎないことなのかも知れませんけれども

例にならい「令和」の次の元号も天皇の生前退位で決めましょう
令嬢にはお似合いの「元号」を

浅学の身で恐縮ではございますが
源氏物語からの引用なんていいですかねぇ・・・オホホホ
月光仮面など・・・





自由詩 退化器官としての「元号」 Copyright ナンモナイデス 2019-04-02 21:01:31
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