処詩術
komasen333
一気に書き始めました
はい、この詩をです
誤字脱字は直しつつも
改行したり
し直したりしつつも
基本的には片道列車です
忘れかけていた衝動を
もう一度
思い出せるように
薄れかけていた即興を
もう一度
思い起こすように
書けばいいのだと
思いつくままに
書かなければならないことなど
何もないこの世界で
書いた方がいいことなど
何もないこの人生で
書きたいと
思ったことでも
瞬時に変わっていく中で
書きたいと
思ったら
こうして書いていけばいいし
書きたくないと
思ったら
こうして書くのを止めればいいと
勢い任せに
書き始めた先の終着駅は
「 書きたくなったら書いて 」
「 書きたくないなら止めて 」
という
シンプルな処詩術
でありました。