レンガどっすんこ
ふじりゅう

僕はまだまだ確信には触れちゃいないけど、ただひとつ言えることはここがジャングルだってこと。
茜色の…だとか、夕日が焼き付いて…だとかの、凡庸なワードが目新しい脳みそで、何かを表現したかった。

呑気にブラブラ、あてもなくコーヒーを。住所を何百も確認して、今日も丈の長い手紙溢れん。レンガを落っことして、天井が割れるほどの雄叫びが負け犬を象徴してるようだと。レッグのやつめ。見てろ。残り物のサリーを、今夜はシチューの中。

吹き割れた命を
がさつな爪先の筋を
掻き分け掻き分け砂嵐の向こうへと。
毒沼なんて
隠されたダンジョンなんて無かった
背骨の真ん中あたりがヒヤリ 磁覚が孤独の行き先を伝えるのだ
毟りとった化けの皮 ポイ捨て
愛してくれる? サリー!




自由詩 レンガどっすんこ Copyright ふじりゅう 2019-03-23 14:58:54
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