[:The reason for waiting
プテラノドン

何本目かのシャグを巻き、
乾いた舌を潤すボトル
が、散乱する床
まるで海に浮かぶブイみたいだ

空っぽの正午。ソファに沈ませた
頭上をかすめていく8小節の波。
試しに、溺れていたクジラを
思い出してみるがいい

循環の中心に必要なる覚醒
彼岸へ導く者もいれば、自分を
見失う者もいる。ベットで地図を
広げたまま眠る者も

ベランダとポーチにぶら下げられた
CDの数々ー、太陽に照らされ、
反射を繰り返している。鳥たちと同様に
ぼくらは夜を待つしかない。


自由詩 [:The reason for waiting Copyright プテラノドン 2019-03-22 00:19:42
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