子守歌
梓ゆい

妹が甥っ子をあやすとき
そこには亡き父がいて
二人の顔を眺めては
歌って声をかけつつも
小さな頭をなでながら
いつでも笑って
あやしている。


自由詩 子守歌 Copyright 梓ゆい 2018-12-10 01:21:03
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