美術館
りゅうさん
美術部の課外授業でフェルメール展に行く
入り口で点呼を取り各々好きに見て回り解散という流れ
一人の学生がとてもゆっくりとした足取りで
丁寧に絵を見て回る
絵画の技法に詳しいわけでもない
見えないものが見たいの~という感じで
穴が開くほど突っ立って凝視している
姿を見て引率の先生が苦笑して言う
「そんなに見てても何もないでよ笑」
というようなことが今もあるのだろうかと
先日放送された紅の豚を穴が開くほど細かく見る
ツイッタ民を見て思うのであった
しかしきれいなものはセンスとして残る
それがいい