彼方へと
梓ゆい
夢を見るのは
好きな人がそこにいるから。
忙しい日々の中で
見続けた姿を追いかければ
負けまい。と思う気持ちが芽生えた。
(ココニ帰リタイ。)
確かに残る私の居た形跡。
文字を辿れば
慕い続けるあなたの名前がそこにある。
会いたくて/会いたくて
ただいま。を言いに来ました。
上を目指して登る階段は
前よりも遠くに道を繋ぎ
過ぎた時間の重しを
両腕に括り付ける。
それでも出会うあなたと私。
眺める景色の角度が違っても
振り注ぐ雨と川の清流の様に繋がるから
今はただ
大きな背中に手が届くまで
しっかりと踏みしめて歩き出そう。