連結
ミナト 螢
圧縮された恋心を
解凍できる人は
ひとりしかいなくて
私はずっと
この人を待っていた
確信に近い裏声で
お邪魔した耳元が
震えるから安心できた
足の指でティッシュを
掴むことで喜んだ背中に
腕を回して
唇のレールを滑って
上下を譲り合う
愛が連結する
自由詩
連結
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ミナト 螢
2018-10-13 17:13:55