希望の光か
坂本瞳子
あなたの疲れなど
誰も共有してはくれないのだから
休息は自ら確保しなければならない
睡魔に襲われる瞬間さえも
共感してくれる人はいないのだから
睡眠も自ら確保しなければならない
あまりに空腹で腹が鳴っても
恥ずかしがる必要はないさ
助けを求めているだけなのだから
助けてもらえないかもしれないけれど
孤独に苛まれ
自らの欲を抑えつけていても
誰も褒めてはくれないだろうから
好きなことを好きなだけ
やったらいいさ
そればかりではダメかもしれないけれど
疲れ切って
眠いばかりで
腹が減っていては
なにもできないだろうけれど
幸せの欠片を
喜びの煌めきを
見つけて
手にして
みたいではないか