忘れよう
腰国改修

1から育てた僕の木が
少し曲がっていた朝
風が吹いていた
誰かが曲げたのか
風のせいなのか
1から育てたのに
そう思うと腹が立った
一緒に種を植えたあの人
いつ見ても少し微笑んで
腹が立ったら腹寝かせ
そう言って笑ってた
木は未だに生きている
誰かや風を忘れよう


自由詩 忘れよう Copyright 腰国改修 2018-08-11 16:28:51
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