シャバアーサナ
Lucy
好きなのは最後のポーズ
体の各部位に程よく負荷を与えた後の
弛緩がこの上なくここちよい
まるでブラックユーモアな
そのネーミングも心にしみて・・
つまり到達目標とか
採点とか評価とか、
比較競争のないのがいい
「たくさんたくさん曲げなくてもいいです」
「自分の体と相談して」
マシュマロみたいな先生の声がいい
「だんだんできるようになりますよ」
という希望をほんわかと胸に
ねこ・・うぐぐ
いぬ・・むむぅ
こども・・ふううう
へび・・ひいい
ヤシの木・・よろよろ
イヌワシ・・おっととと
どれも上手にできないけれど
姿勢を変えるのは
挑戦というほど大げさではなく
ほどよい距離を保ちながら
ヒステリックにならない程度に
自分と向き合ってみることなんだ
例えば
亡骸になった己を想像するとか・・