忘れて
まみ
忘れて気に病まないで明日のために
忘れて気にしないで生きるために
あなたの苦しみ雨と一緒に
胸のかたまり握るこぶし過去にしなければ
空は何も答えないと泣いた日も
自分を信じていた青い虚栄の鏡の中も
実を結ばない樹の下で枯れ枝見つめながら
移り行く世代感じて白い雪が降りた季節も
忘れて気に病まないで明日を迎えるために
忘れて気にしないで繰り返す年を許すために
あなたを守るものは何ですか
あなたが大切にしたいものは何ですか
忘れさせてください
抱きしめられないあれもこれも
触れられないなんて悲しいですね
雨のようにただ降り注ぎ
空は黙って僕を見ています
青く赤く白く景色は変わってゆきます
早すぎる毎日
ついて行けない辛い日も
あなたの優しさ想い出して
誰も認めてくれないときは
あなたが優しさ想い出して