頭の悪い詩
青星円
死へのあこがれを
4階のベランダでかみしめてた
YESかNOの答えを求められて
あいまいな答えをして殴られた
コンクリートに打ち付けた
頭はよけいパーになってしまった
パーになったので気軽に
血管に異物を流し込むようになった
異物は死を親くしたが
気持ちは生にすがるようになった
もう4階のベランダには行かない
パーでも生きることはわかる
これからもパーのまま生きる
パーのままで死ぬまで生きる
自由詩
頭の悪い詩
Copyright
青星円
2018-06-25 13:27:33