棘
暁い夕日
棘の生えた心だ
もう、侵食されて、棘の生えた魂へ
伸びた棘を削るのは 友人
伸びた棘を取るのは 嫁
伸びた棘を刈るのは 母
周りの人に支えられる若い介護
情けなさは通り越して
甘えてしまっている自分の棘
一人で転がって、苦しんで
棘なんて取り払ってしまえばいいのに
俺のバカ! いつまでためらってるんだ!
丸くなったら、大好きな子供へ会いに行こう
棘が取れたら、大好きな嫁に告白しよう
なあ、もっかい見捨てないで、
なあ、もっかい俺の人生を一緒に
泳いでくれないか?
自由詩
棘
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暁い夕日
2018-06-01 10:21:22