ファウスト的衝動。
うわの空。




身の回りの、色を
表現したくなると
春が来る

過去の、自分の言葉で
火が灯る
ほうほうの体
で、海馬を片付ける

気障、な
気候が「せっかく」を多用する
か、ら
ややもすれば、折れる

春は気をつけて、
衝動で星を繋いでしまう
神話で倒れた人までも
救ってしまう

不均衡が伏在しているの、


どうか、
思い出し、すぎないで
何もかもを脱ぎ捨てる
夏、はいつも見ている


自由詩 ファウスト的衝動。 Copyright うわの空。 2018-04-09 01:02:48
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