言葉の乱れや違和感について
腰国改修

たった今、女優が「それは気持ちの表しだったと思います」と言っていました。「気持ちの表れ」が正しく、「表し」を使いたいのであれば「気持ちを」とするべきではないかと違和感を感じました。この違和感。日本語の乱れとまで言うべきかどうかは分かりませんが、違和感も、また言葉の乱れも、美しいということからはやはり乖離すると私は思います。女優のことは分かりませんが、詩を書くことに従事するものにとって正しく言葉を使い、美しさから離れないでいたいと思うことは大切だと感じました。ただし、故意に言葉を乱し、読み手を揺さぶるというテクニック的な部分まで否定するつもりはありません。日本語が気になる。私は歳を取ったのかなと実感する今日この頃。


散文(批評随筆小説等) 言葉の乱れや違和感について Copyright 腰国改修 2018-03-27 19:51:03
notebook Home