悔恨、男根、弾痕
花形新次

積み
重なった
後悔の、日々

「罪」
そして「重なった」

と言うには
余りに軽く
小さい

周辺だけが
知らぬ間に
ぐ、ず
ぐ、ず
浸食されてゆく

そんな風に

もう、
元に戻る
ことはない

あとは

断ち切る、か
断ち切られる、
かだ







自由詩 悔恨、男根、弾痕 Copyright 花形新次 2018-03-14 18:59:14
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