生きて春
もっぷ
すごく
ふるえるのは
うつろいの舟歌に
体が泣いて
あしたの夢をもう待てなくて
引出しからリボンを選びながら
まるで赤い靴を履いてるみたいに
これから靴を脱ぐかのように
玄関に
部屋の玄関に
屋根のある部屋の玄関に! 玄関に!
自由詩
生きて春
Copyright
もっぷ
2018-02-24 21:59:56
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