日時計のころ
吉岡ペペロ

会社を出る

日時計のころも

ひとは夜になると

目が見えなくなるぐらい

こんなに働いていたのだろうか


太陽が動く

時計回りの影が浮く

太陽と地球の信頼関係

壮大な孤独

崖っぷちに立つ爽快

太陽と地球の縛りの中


会社を出る

日時計のころも

ひとは夜になると

目が見えなくなるぐらい

こんなに働いていたのだろうか








自由詩 日時計のころ Copyright 吉岡ペペロ 2018-01-18 23:15:38
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