灯り
颯太@

ずっと降りしきる雨で 頬濡らし歩いた道の先に
ささやかな光 同じ様に震えていた
諦めてしまうのは 寂しさ招くだけ
僕らの巡り会いなら それじゃないよね

もっともっと自分を好きになってやりたいけど
その歩みを 過ぎ去り日の 記憶が邪魔する
そんな弱音をこっそり抱えて歩いてみても
裏切らぬ その命を 裏切るな

胸の奥揺れる 灯りを大切に

ずっと降り頻る雨も 花揺らす風にも意味はあるさ
それでも神様 ちょっ最近冷たすぎるぜ
壊したくなる今を グッと堪えて今
涙ぐむ人達よ 負けるな

もっともっと自分を信じてあげたらいいよ
躓いても 手を借りても 君は前向いてる
これからの道程の険しさを察していても
踏み出した その勇気で 明日は変わる

奴らが笑っても 味方は此処にも

果てしなく感じる 闇にいたって大丈夫
灯りを目指し 駆けてくよ

そっとそっと僕が消えそうな夜が来ても
くべられた 温もりが 力に変わってゆく
もっともっと僕は強くなってみせるから
もっと君が その命を 信じる様に
さらに僕も この命を 灯してゆく

ずっと降り頻る雨で 頬濡らし歩いた道の先に
鮮やかな未来 今日も僕らを待っている





自由詩 灯り Copyright 颯太@ 2018-01-18 12:54:11
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