熱
1486 106
冷たい風にマフラーが揺れた
通いなれたいつもの帰り道で
何度も今日のこと思い出して
都合のいい解釈を当て嵌める
勘違いじゃなければいいな
頬が微かに熱を帯びていく
一人では抱えきれないほどに
この思いは大きくなっていく
明日は多分いつもみたいには
あの人の瞳を見つめられない
自由詩
熱
Copyright
1486 106
2018-01-17 19:18:06