泡の定規
五日

こころ泡立つひとの夢しばらくは会えないね「嘘、もう二度とだよ」

実家には南極の絵があったけどぼくは一生そこへ行かない

月はきれいだけれどとても小さいので見失うことたまにあります

たぶんこの星はいつでも青いのでしろいねこ座の左眼でしょう

ひかりとか永遠とかでしかふたり会えないふたりぼっちのふたり

わたしたち死ぬ頃やっと素敵って見つけてもらえる光れる星よ


短歌 泡の定規 Copyright 五日 2018-01-13 01:42:19
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