ねーこねこねこ
日々野いずる

死のうねって約束した十三歳の女の子と
その時は一緒に夢を見ていられて

私今じゃひとりでブランコたまに漕ぐ
悲しさが
二十四時間後にやってきて
にゃーんて叫んでた

あの子は立派に調理で七年目社会人

私待っていたのだけど
友達を終わらせるので
数年ぶりに笑顔で乾杯して
鳥貴族の安さに助けられている代わりに

泣いた私は代わりに泣いた

私だけ
置いてかれたって
カラオケから帰った午前四時
布団の中で
にゃーんて叫んでた



自由詩 ねーこねこねこ Copyright 日々野いずる 2018-01-06 00:05:53
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